ワイン・グローリアス

世界が注目するメルロ種ワイン
ポッジョ・スカレッテが作る限定秘蔵ワイン

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

メルロ（Merlot）。

ボルドー地方右岸地域では、銘醸ワインの数々を産み出す品種として知られる赤ワイン用葡萄です。

また最近では、世界のワイナリーが銘醸メルロを目指してチャレンジしていますが、、、

イタリアの銘醸ワイン産地トスカーナ州でも、他地域に見られない偉大なパフォーマンスを発揮するメルロが醸されています。

もちろん、同じトスカーナ産のメッソリオ　や　サンタ・アデーレにも劣らないパフォーマンスを発揮するワインがこちらです。

◆ピアントナイア
　*Piantonaia*

作り手は「ポデーレ・ポッジョ・スカレッテ」。

オーナーは、イタリア最高のエノロゴ賞を受賞するなど、数々の称賛を集めるイタリアワイン界の重鎮「ヴィットリオ・フィオーレ」氏。

ヴィットリオさんはサンジョヴェーゼの名使い手として知られた人物です。

でも、彼のワインはサンジョヴェーゼのみにとどまりません。

こちらでご紹介する1999年初リリースのピアントナイアもそのひとつです。

もともとは世界的に有名なフィレンツェの三ツ星リストランテ「エノテカ・ピンキオーリ・フィレンツェ」の専売ワインとして作られたワインで、、、

我々ワイン専門店の店頭にも並ばないワインでした。

・・・が！
この度、その専売契約が解除となり、晴れて正式に輸入となりました。

でも、年間生産量は約1000本、当店の割当数は数本。。。

希少なトスカーナ・メルロをご紹介します！ 

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さて、ピアントナイアはフレンチオーク樽（バリック＝約225L）で18ヶ月熟成。

その後瓶詰めされ、半年以上の熟成期間を経てリリースされます。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

全体の印象は、強さを持ちつつも「独特の柔らかさ」が大きな特長です。

1）香り高さ
カシスやシソを感じさせる香り、そして樽熟成に由来するスモーク香。
ほんのり桧を感じさせる、柔らかでありながらも個性的な香りです。

2）味わい深さ
漠然としていますが、完熟果実を連想させる果実味の豊富さは群を抜いていて、タンニン（渋味成分）は滑らか、そしてミネラル感満点です。

3）長い余韻
どっしりとしたふくよかさがありながら、余韻はエレガントで、飲む者を恍惚とさせる美味さが存在します。 

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さて、気になる「飲むタイミング」ですが、ピアントナイアは抜栓直後からお楽しみいただけます。

実際、私〈Francesco〉は、届いて約1か月後に2019年産を試飲しましたが、違和感なく楽しめました。
（もちろん、長期の熟成も可能です）

この様なワインなので抜栓直後から、周囲を包み込まんばかりの香りが現れ、味わいもまろやか。

贅沢を言えば20～30分待つと、さらにその味わいは際立ちます。

逆に飲み残された場合、抜栓した翌日には飲みきられた方が良いと思います。

もちろん！
未開封状態の場合、あと3年、5年、10年、、という単位で熟成させることも可能です。 

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でも、本当の真価は抜栓２日目！

果実味、酸味、タンニンが三位一体となって、より一層このワインの価値を高めます。

この辺りはお好みですが、是非一度お試しいただきたい楽しみ方です。

キャンティ・クラシコ地区で作られたワインですが、それを大きく超えるスーパー・トスカーナとしておすすめです！

ヴィットリオ・フィオーレ氏の実力が体感できますよ！

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【ワインのコルク栓について】

このワインに使われるコルク栓の長さは約5.5センチ！

通常よりも長めのコルク栓が使われていますので、抜栓の際は

※ゆっくりとスクリューを差し込み※じっくりと引き上げてください。

スクリューの差込みが足らなかったり、急いで引き上げた際はコルク栓が途中で折れてしまう場合がございます。

お気をつけくださいね！

※ワインFAQ　⇒　コルクの状態について

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【産地】イタリア　トスカーナ州
【生産者】ポデーレ・ポッジョ・スカレッテ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】メルロ100%
【容量】750ml
【アルコール度】※2016年産：13.5%　※2017年産：13.5%　※2019年産：14.0%　
【料理との相性】お肉の煮込み料理　etc.

【ポッジョ・スカレッテのワイン】　⇒　こちらから